青春の思い出

僕が大学に入りたての頃、まだ一度も女の子と付き合ったことがなかった頃のほろ苦い片思いの恋バナです。 好きな女の子Aさんができて、ウブな大学生男子なりに頑張ってアプローチしていたのに、目的の女の子じゃなくてその子の親友Bさんとくっつけられそうになってしまったという、残念な体験談です。

僕が大学1年生の時に、初年度ゼミというのがあり、大学のクラスのような感じで男女混合でした。 そのゼミのコンパがあり、コンパの最中はあまり絡みがなかったのですが、帰りの電車が一緒になって途中からAさんと二人で帰ることになりました。

Aさんもその時は、まだ彼氏と付き合ったことはないウブな女の子ですが、その日のコンパの感想や共通の友達、Aさんの親友のBさんの話題などでそこそこ意気投合しました。 そしてAさんが終電の時間を勘違いしていたこともあり、途中の乗換駅でAさんが帰れなくなってしまいました。

僕は勇気を出して、「じゃあ24時間のファミレスにでも入って、朝まで一緒にダラダラしようよ。」と誘いました。 二駅隣の駅に移動して、僕は初めて女の子と二人っきりでファミレスで翌朝まで過ごしました。

途中お互い座ったままうとうとしながらも、Bさんを含むゼミの友達の噂話や、共通で履修している授業の話、映画の話題などを話しました。 本当にその時はそれっきりで、翌朝お互い家に帰りました。

それ以降は大学で顔を合わせると話をしたり、一緒に履修している授業でノートを見せ合ったりするようになりました。 そして僕の友達に、「二人っきりでお泊りしたなんて、お前やるじゃん。」と冷やかされて、実際僕も長時間二人きりで過ごしてAさんに対して親近感を抱くようになっていたので、いつしかそこから当然のように恋愛感情が生まれました。

Aさんと会話を合わせるために、そこまでマニアというわけでもなかった映画をたくさん見て、無理やり話を合わせるようにしたり、何かと口実をつけて大学の帰りに食事をしたりしました。今になって思えば、その時点でAさんは親友の話をやったら僕にしてきたことを思い出します。

Aさんは僕に恋愛感情は無く、あくまで友達で、逆にAさんから僕の話を聞いた親友Bさんが僕に興味を持ち、AさんはBさんに僕を譲り、僕との距離を近づけようとしていたのだと思います。 不器用なりに距離が縮まってきたところで、僕はAさんを休みの日に映画に誘いました。

てっきり二人っきりで映画を見られると思って、映画の後どこの店に行くかなども色々下調べをして、ワクワクしながらその日を迎えました。 すると当日になって、Aさんから連絡があり、「親友のBも連れて行っていい?」と聞かれました。

もちろんそう言われると断るわけにはいきません。 結局映画はその親友のBさんを間に挟んで3人で見て、その後ファミレスで食事を食べて帰るというだけのものになりました。 しかも僕の好きなAさんは親友のBさんを引き立てるような感じで、無理やり僕とくっつけるように差し向けているのが分かりました。

それ以降僕がAさんをいくら誘っても、必ずBさんを連れてくるようになりました。 僕はその親友のBさん自体はあまりタイプではなかったので、結局そのどちらともそれ以上何かが進展するわけでもなく、そのまま学年が変わって疎遠になってしまいました。

そんなわけで、僕の大学1年生の時の恋はあえなく空振りに終わってしまいました。

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